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  • 執筆者の写真Shu Shimada

WALL JACK 1st by Shu Shimada


2021年もあっという間に4月ですね。ここ最近(1〜2ヶ月)大好きなアメリカにも行けず悶々と過ごす中、過去に撮ったアメリカでの写真を眺めていたら”写真展”をやりたくなりました。今回は、香川県宇多津町の"Hair Make & Coffee Time Fika"さん協力を得て第一回目の"WALL JACK THE ORDINARY"を開催することができました。

全ての写真が、すごく特別な物ではなくごくごく”普通”の写真です。旅をしながら思いつきでカメラを向けてパチリッと撮った普通のスナップ。でも、そこには僕の大好きなアメリカが確かに濃縮されて詰まってるんです。

僕にとってアメリカという国は、小学生の時からすぐ隣にありました。父親と叔父が同じアメリカの会社に勤めていたので英語や海外のものに触れることが一般の人よりも多く育ったと思います。初めてのアメリカ上陸は中学1年の夏休み。叔父がロサンゼルス転勤で移住した先へのホームステイ。空港を降り立ち、迎えに来てくれた車に乗り、叔父の家までの1時間程度のドライブから見る景色の”デカイ”こと!いまだに忘れられません。

さて、それから成長する過程で僕は”ハーレーダビッドソン”と出逢います。大学卒業後は、ハーレーのディーラーへ就職し3年半勤めたのち28歳で独立。カスタムとエンジンの修理に打ち込む日々が数年間(7~8年)続きましたが、その間に段々とハーレーダビッドソンに不信を抱くようになって行ってしまいます。独立から10年経った頃には、ハーレーのことが嫌いになってました。『そこまで嫌いになったのだったらアメリカに行って、実際に見て来てやろう』それでも嫌いなら、ハーレーとは縁を切ろうと中学の時から数えて4回目の渡米は38歳の誕生日を迎えた9月でした。今回の写真展で使用したその時のものです。結果、『アメリカ素晴らしいいな』と思った気持ちが自分の心を満たしていました。

今、今まで普通だったことが普通ではなくなろうとしてます。何か見えない力によって時代が変わろうとしてます。なぜ大勢の人と人が交わって楽しむことが許されないのか?今後もそうなってしまうのか?確実に元通りの世の中には戻らない。だが、自分は変わりたくない。いや、誰も変わらなくていい。人間は、今まで通り普通に人間という動物として未来に行けばいいと思う。テクノロジーの発達による人の監視、管理など不要で、感情を大切にして生きていくべきだし必要のないことだ。そういった意味も含めて早く”普通”に戻ってもらいたと思う。

僕にとって”普通”とは、世界中の人が何不自由なく行き来ができて直接コミュニケーションが”マスク”なしで取れること。笑顔で会話ができること。


少し感情が入ってしまいましたが、人間なので許してください。それでは、写真展お楽しみください。


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